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人間は本来、生体を正常に保つと同時に生きるために必要な調整機能を発揮する自己治癒力と免疫力をもっています。近年ますます増大する傾向がある慢性疾患の原因は、この自己治癒力と免疫力の低下にあり、それは生命の維持装置とも言われる脳幹という脳の機能が弱くなっているためであるといえます。この理論から生れたのが人間の治す力を最大限に発揮させるOLAホリスティック療法です。
私のクリニックでOLAホリスティック療法を受ける患者さんが急増したため、直接治療ができる人数が限界に達してしまったのですが、受診を希望する
患者さんは増える一方です。そこで患者さんとご家族が協力しておこなう家庭療法を普及させることが必要となってきたのです。
患者さんは治療に来ているときは安心感がもてるので、病気に対して前向きに
なってくれます。しかし、家に帰るととたんに不安になり、病状を悪化させてしまいます。病気は自分で治す気持ちにならなければ治りません。だからこそ、家庭でもできる脳幹刺激療法であるブレインスパの確立が必要だったのです。
脳幹温熱マッサージは私がクリニックでおこなっている自律神経免疫療法をヒントに、温熱楽塾の舛田先生らと試行錯誤を重ねて考案した家庭療法です。自律神経免疫療法とは、注射針で全身の治療点を刺激し、病気の治癒を促します。この仕組は、人間が「いたっ!」という非日常的な刺激に対して脳幹が驚き、反射的に働きを活性化することにあります。
この痛みの刺激と温熱の刺激は、実は同じ神経経路をたどって、脊髄から脳幹から大脳へと伝えられます。そのため、皮膚に非日常的な温熱刺激をポイント的に与えれば、針刺激と同様、脳幹の働きが高まるのではないかと発想したわけです。
そしてこの脳幹温熱マッサージを取り組み始めた人の多くは、不安、イライラがおさまり、前向きな思考が戻ってきたと、たいへん喜んでおられます。こうして心が安定してきたみなさんは、健康状態も確実に改善し安定してきているのです。
この脳幹を刺激する簡単な家庭療法を、患者さんに指導できる技術者養成にも乗り出すこととなりました。それが温熱楽塾です。
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