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患者の会。
海南クリニック患者会[2004年8月30日] 
沼田先生が院長を務める海南クリニックの患者さんたちとご家族に集まってもらい、沼田先生が考案した家庭療法の発表がおこなわれました。

この家庭療法は「脳幹マッサージ療法」といって、わかりやすくいえば、自律神経免疫療法の家庭版です。いかに脳幹を刺激して、自分のもっている体を守る力を十分に発揮するかが、沼田先生の治療の根本です。それを家庭でできるようにすることが、「がんは自分で治す!」というオーラメソッドのテーマでもあったのです。

脳幹マッサージ療法に関しては、実際に教えてくれるのは沼田先生ではありません。以前から沼田先生と交流があり、大脳の沈静化、ストレスから開放するマッサージ技術をもつ舛田満範(ますだみつのり)先生が指導にあたります。

舛田先生は脳幹マッサージ療法を指導、普及する「温熱楽塾」の塾長であり、沼田先生から家庭療法の指導者として信頼されている方です。
 
今回、脳幹マッサージ療法を初めて公表する場に集まっていただいた方々のなかには、自律神経免疫療法を受けたかったが、予約がとれずにまだ受けていない方もいらっしゃいました。

そのため、まず沼田先生は家庭でおこなう療法がいかに必要であるか説明しました。そのポイントをあげてみます。

沼田先生写真  
  ・自分で自分の病気を治すという意識 ←これが一番大切です
  ・脳幹は自分でも活性化できる
  ・家族が協力して家庭内療法をおこなう


自律神経免疫療法を受けている患者さんのほとんどが、治療したときは「自分は治る!」と自信をもっています。しかし、家に帰るとどうしても不安が頭をもたげます。次の治療の日まで不安を抱えたままで過ごしていることが多いのです。

しかし、家庭療法を毎日おこなっていれば、少しずつですが体に変化が出てきたとき、治る自信がつくとともに、自分で治せる実感を手にすることができます。

 
次は舛田満範先生が登場し、脳幹マッサージの入り口を体験してもらいました。まず、大脳をリラックスさせる方法。参加者全員で深呼吸をするのですが、舛田先生のやり方は独特です。

「呼吸という字ははいてすうという順番に書いています。人間は息をはかないと新鮮な空気を吸えないんですよ」

そういってリズムをとり、最後まで息をはいてから吸う深呼吸をおこないました。これは新鮮だったようで、みなさんリラックスしながら深呼吸を続けています。

舛田先生写真  
次に、家族、患者さん同士でペアになってもらい、マッサージをする側とされる側にわかれてもらいました。舛田先生は座っているモデルの患者さんの後ろに立ち、両肩に手を軽く置きました。

「それではゆっくり、すこしだけ置いている手に体重をかけましょう」

肩にかかる力は5キロ程度。筋肉が緊張しないぎりぎりの圧力だといいます。それから手をゆっくりと離していきます。


舛田先生写真  

「なんだか肩から背中、頭までがフワーっていう感じがした」

患者さんたちは口々に同じようなことをつぶやいていました。

これが脳幹マッサージ療法の入り口です。今回はまだみなさんに慣れてもらうだけなので、勉強はここまでです。次回からだんだん脳幹をマッサージする具体的な方法をお伝えすると舛田先生は締めくくりました。


 
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